自慰行為でも満たされない… 女性の多様な性反応2013.10.19
中高年女性は性欲があるけれど、加齢に伴う身体変化で膣が濡れにくくなる。セックスで痛みを感じることが増え、パートナーから迫られても「イヤ」と拒絶。それが続けばセックスレスに結びつく。性欲を趣味などの分野で発散する人もいるようだが、一方で、ひそかに性欲処理をしている女性もいる。ただし、それでは満足できない女性の性反応もあった。
【60代で自慰行為3割】
「JEXセックスサーベイ2012」の全国調査結果では、「過去1年間にマスターベーション(自分の性器を手や器具で刺激して快感を求める行為)の経験があるか」の問いに対し、「した」と答えた女性は40代で74・1%、50代で53・2%、60代では32・1%。男性の60代65・6%と比べれば少ないものの、マスターベーションを行う中高年女性はいる。
この調査を実施した日本家族計画協会クリニック・北村邦夫所長が解説する。
「8~9割の人は、男女ともにマスターベーションで何も使用しないと回答していますが、60代の男性では『ゼリーや液体』を使う割合が9・0%、女性は『バイブレーター』と22・2%が回答しています。マスターベーションを行うときにも、60代は年少者より工夫をしていることがうかがえます」
しかし、女性の性欲が本来60歳でも維持されることを考えれば、マスターベーションをしているのが3人に1人程度とは数が少ない。
【男性が どう導けるか】
女性は、マスターベーションだけでは、性欲処理が満足にできないことがある。それは男女の性反応の違いに関わっていた。
「男性の性反応は、『興奮-勃起-射精-満足-おしまい』のワンパターン。それに比べて、女性の性反応は、見る、聞く、触る、匂いを嗅ぐ、味わうの5感の刺激によって、多様に変化するのです。1回オーガズムに達したから満足するという単純な仕組みではありません」(北村所長)
夫とのセックスはイヤ、マスターベーションにも満足できない、だから趣味などに没頭。そんな女性は珍しくないのだ。この状態を変えられるのは、パートナーである男性によるところが大きい。
「男女のセックスの基本は、単純な性反応しか経験できない男性が、女性との関わりの中で、多様な性反応を導けるかどうかにかかっています。その意味からは、『男性は女性に奉仕をするために生まれてきた』というのを自覚することが必要です。射精欲求を満たすことばかりに専心するのではなく、果てたら終わってしまう自分の性を自覚しつつ、相手の女性をどうやったら満足させてあげられるだろうかと日々精進すること。これが男性に課された使命と心得ることです」と北村所長は言う。(医療ライター・夏山佳奈)
ZAKZAKより
管理人<私は熟女好きではないので、この記事自体はうーむ、という感じではありますが、この年代でこれだけがやっているということは皆さん、若い女の子はもっとやりまくっているということですよ!!
ということは、あなたの愛しいあの子も^^
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